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家事代行の仕事で役に立つ、知ってほしい【洗濯物干し】の基礎知識

洗濯物を干すサービスも、お客様によってさまざまです。お客様のルールがあるので、自分なりに、変えてしまわないことが必要です。基本的な知識は学びながら、お客様のルールを優先しましょう。

こむぎ

洗濯に続き、洗濯物干しのコツも覚えておこう!

家事代行の仕事で役に立つ、知って欲しい【洗濯】の基礎知識 家事代行でのお洗濯はご家庭によって、さまざまな形になります。時間内にトラブルなくサーブスを行うために、基本的な知識を知っておきましょう...
この記事はこんな方におすすめです。

✔️洗濯の干し方の手順とポイントを知りたい

✔️洗濯干しでの注意点を知りたい

洗濯物を干す所は、お客様によってさまざまです。

  • 浴室内
  • 室内
  • ベランダ、庭

浴室内は、浴室乾燥機の使用をする、室内は、室内用物干しに掛け、扇風機の風を当てるなど、お客様の生活スタイルによって変わってきます。

洗濯物干しの手順とポイント

  1. ハンガー、ピンチなど必要なものを準備する
  2. 室内干しの竿などのネジなど、ゆるみや歪みがないかはじめに確認しましょう。
  3. 干す前に衣類のからみを解いて、シワを伸ばします。
  4. 1点ずつ、両手でたたいたり、襟は引っ張りながら、まっすぐにしていきます。

色々なタイプのハンガーあります

トレーナー用や、肩幅に合わせて収縮するもの、折りたためて干しやすい物など、さまざまな便利なハンガーがあります。売り場に見に行ったり、使ってみるのもいいですね。

トップスの干し方

  • トップスはハンガーを使用しましょう。
  • Tシャツなどは、えりからハンガーを入れると伸びてしまうので、すそから入れる
  • ボタンのあるものは第一ボタンを留める
  • デリケートな素材のものは陰干する
  • 厚手のパーカーなど乾きにくいものは、なるべく隙間をあけて干す(特にフード部分)

ズボン・スカートの干し方

  • ピンチはウエスト部分の厚地のところを挟んで干す
  • ピンチハンガーに筒状に干して、風がよく通るようにする
  • ポケットがあるものはひっくり返す

靴下・ストッキングの干し方

  • 靴下は、履き口の厚い部分をピンチで挟んで干す
  • ストッキングもウエスト部分をピンチで挟んで干す

下着・肌着の干し方

  • ブラジャーは逆さにして、カップの下の部分をピンチで挟んで干す
  • キャミソール、タンクトップはシワを伸ばしてから、肩紐をピンチハンガーで挟んで干す。またはハンガーに肩紐を通して吊るす
  • ショーツ・パンツは履き口のゴム部分をピンチで挟んで干す

タオル類の干し方

  • ピンチで2重にならないように、広げてタオルの両側を摘んで挟んで干す
  • 風通しが良くなるように、長い物は外側、短いものは、内側にVの字になるように干す

子供服・赤ちゃん服のほし方

  • 子供用のサイズの合った小さなハンガーに干す
  • 厚手の部分をピンチで挟んで干す

場所によって干し方を工夫しましょう

浴室で干す

浴室で洗濯物を乾かす場合、浴室内が乾燥している状態が早く乾きます。全体のサービス手順を考えて、あらかじめ乾燥しておくと良いです。

温風の爽風口に近い中央部へ、乾きにくい厚手の物を干します。

お客様のご要望に合わせて、乾燥機能、暖房機能、タイマー時間、を選んでセットしましょう。

ベランダで干す

ベランダでは、雨が降ると吹き込みによって、雨に濡れる可能性があるので、天候が不安定な時はお客さまへ確認しましょう。

乾きやすいように、洗濯物同士の間隔を開け、風に飛ばされないように、大きなものは、ピンチで2か所止めるなどして、しっかり固定しましょう。

室内で干す

室内干しも、できる限り洗濯物の間隔を開けましょう。アーチ型の干し方が一番早く乾きます。

室内干しは、なかなか乾かないため、雑菌が繁殖して嫌な臭いの元になります。

お客様に確認して、扇風機の風を当てるなどして、早く乾く工夫をしましょう。

部屋干し専用の洗剤を、おすすめするのも良いですね。

まとめ

洗濯物を干すときは、短時間でシワが少なく、乾かすための工夫が必要です。間をかける、生地を重ねないなど気をつけましょう。また、衣類が傷まないように、ピンチは、なるべく生地が厚くしっかりしたところを挟むようにしましょう。

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kajidaikou-yukamama
「50代以上からでもできる、家事代行の仕事」 50 代から、まったく経験したことがない、『家事代行の仕事』にトライして、のべ1000件以上のお宅を訪問して得た「経験」をもとに記事にしています。ちょっと不安に思っている方の参考になれば幸いです。