「骨粗しょう症の検査を受けてください」
そんな一言を目にしただけで、
心がざわっとした経験はありませんか?
私は最近、はじめて 市町村の骨粗しょう症検査 を受けました。
裸足で機械に足をのせる、あの簡単な検査です。
正直に言うと、
それまでの健康診断では大きな問題がなかったので、
「たぶん大丈夫だろう」
どこかで、そう思っていました。
でも結果は精密検査をすすめられました。
専門病院での検査の結果を見て、
少し考え方が変わることになります。
骨粗しょう症の検査結果を見て不安になった60代主婦の方へ。数値の見方や慌てなくていい理由、今からできる考え方を体験をもとにやさしくお伝えします。

骨粗しょう症は「ある日突然」知らされることが多い
実は骨粗しょう症がやっかいなのは、
痛みや自覚症状がほとんどないことです。
だから、
- 元気に動けている
- 日常生活に困っていない
- 健康診断でも指摘されていない
そんな状態でも、
検査をきっかけに、初めて知る方がとても多いのです。
実際、私のまわりの60代女性から
「検査を受けて初めて意識した」
という声を聞きました。
よくある質問|骨粗しょう症の検査で不安になったとき
骨粗しょう症の検査結果を見て、不安になったとき、
私自身も「これからどうなるんだろう」と頭がいっぱいになりました。
同じように感じている方が多いのではないかと思い、
ここでは、私が実際に感じた疑問や、よく聞く質問をまとめてみました。
Q1.骨粗しょう症の検査は、何歳くらいから受けるものですか?
市町村の検診では、制度としては40歳から5歳刻みで行われることが多いようです。
自覚症状がないまま進行することが多いため、「元気だから大丈夫」と思っていても、
一度は検査を受けておくと安心材料になります。
Q2.骨密度の数値が低いと、必ず治療が必要なのでしょうか?
数値は大切な目安ですが、それだけで判断されるわけではありません。
骨の代謝の状態や、血液検査、生活習慣などを含めて、
総合的に判断されるのが一般的です。
慌てて結論を出す必要はありません。
Q3.「再検査」と言われたら、すぐ病院へ行かないといけませんか?
多くの場合、期限内に受診すれば問題ありません。
不安な気持ちのまま急ぐよりも、
納得できる病院や先生を選ぶことも大切だと感じました。
検査結果を前にすると、不安な気持ちが先に立ちますが、
「知ること」「理解すること」で、心は少しずつ落ち着いていきます。
骨粗しょう症は、怖がるだけのものではなく、
これからの体と向き合うきっかけでもあるのだと思っています。
数値を見たとき、いちばん大切な視点
例えば、骨密度の結果には、よくこんな表示があります。
- 同年代との比較(%)
- 若年成人平均(YAM)との比較(%)
数字を見ると、
どうしても「低い」「高い」だけで判断してしまいがちですよね。
でも実は、
その数値だけで、すぐに答えが決まるわけではありません。
骨の状態を見るときには、
- 骨密度
骨の代謝(作られているか、壊されているか)
ビタミンDなどの栄養状態
生活習慣や体質
こうしたものを、総合的に見る必要があるのです。

厚生労働省🔗https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001596453.pdf
骨粗しょう症=「すぐに薬」ではない理由
また、骨粗しょう症という言葉を聞くと、
「注射?」
「一生、薬を飲み続けるの?」
そんなイメージが浮かぶ方も多いと思います。
もちろん、
薬や注射が必要な方もいらっしゃいます。
でも一方で、
- 骨の壊れるスピードがそれほど速くない
- 栄養不足が大きな原因
- 生活習慣の改善で様子を見られる
というケースも、実際には少なくありません。
つまり大切なのは、
👉 「自分の状態を知った上で、選択すること」
これに尽きるのだと思います。
60代からでも、できることは意外と多い
そして、骨量は若い頃がピーク、
という話はよく聞きますよね。
確かに、
18〜20歳頃に最大骨量を迎え、
その後は少しずつ減っていきます。
でもそれは、
「何もしなければ減る」という話。
- 食事を整える
- 骨に必要な栄養を意識する
- 無理のない運動を続ける
こうした積み重ねで、
骨密度の低下をゆるやかにしたり、改善を目指すことは可能
とされています。

不安なときこそ、「知る」ことが安心につながる
検査結果を見て不安になるのは、
とても自然なことです。
でも、
不安なまま流されてしまうより、
- どんな検査なのか
- どんな選択肢があるのか
- 何が自分に合いそうか
少しずつ知っていくことで、
気持ちは確実に落ち着いていきます。
骨粗しょう症を「怖い病気」としてではなく、
これからも自分らしく動くために、
体と向き合うきっかけとしてお伝えしていきたいと思っています。
もし今、
- 骨粗しょう症検査を勧められて不安な方
- 数値を見て、どうしたらいいかわからない方
がいらしたら、
「ひとりじゃないですよ」とお伝えしたいです。
焦らなくて大丈夫。
知って、考えて、納得して選ぶ。
その時間も、
体を大切にする一歩だと思っています。
